国内発、ファインジュエリーブランド「Saphir（サフィール）」ブランドアイコンとなる“ローズカット”と、塗装技術を駆使した“カタフォレージ”より新作を発表

1976年創業、東京・青山にアトリエを構える日本発ファインジュエリーブランド「Saphir（サフィール）」より、アイコニックな新作を発表。本コレクションでは、ブランドを象徴する“ローズカット”コレクション、そしてファインジュエリーでは珍しい塗装技術を取り入れた“カタフォレージ”コレクションから、それぞれ新作をリリース。

ブリリアントカット（56面カット）と比べてカット面が少ないローズカットは、素材となる石そのもののクオリティがより重要となる技法。カット面が少ないことで生まれる、淡く上品な輝きが特徴で、あらゆるスタイルに自然となじむことから、近年特に人気が高まっている。Saphirでは、英華を誇った時代のヨーロッパで使用されていたデザインを現代的に再解釈。アフリカ産の石を使用し、インドの熟練職人が一点一点手作業でカット。多くのメゾンブランドがレーザーカットを採用するなか、あえて手作業にこだわることで、ローズカットならではの柔らかな表情を引き出している。

カタフォレージシリーズは、コロナ禍における装いのカジュアル化を背景に、イタリア・フランスで誕生した。コンフォートなファッションに寄り添うジュエリーとして開発されたシリーズで、某高級車にも使われる特別な塗装技術“カタフォレージ”を採用。本シリーズでは、18Kのジュエリーに石をセットした後、イタリアの工房でカタフォレージによるコーティングを施している。通常、ホワイトゴールドの加工は一瞬の浸漬で行われるが、カタフォレージは数日間かけてじっくりと漬け込むため、より滑らかで鮮やかな発色を実現。ファッション感度の高いセレブリティにも愛用されており、今後、さらに注目が高まることが期待されるコレクションだ。