NYCのSOHOに本店をかまえるKITH(キス)。
Nike、Adidas、Puma、Asicsなど数多くの有名ブランドとコラボレーションを行い、
その名を知らない人はいないのではないだろうか。
今最も勢いのあるセレクトショップと言って間違いないだろう。
KITHの創設者Ronnie Fieg(ロニー・フィグ)は、2500足以上のスニーカーを持つコレクターとしても有名。
NYCのクイーンズ出身であるRonnieがスニーカーに興味を持ったのは、13歳でNYCの有名スニーカーショップ
David Zの店員として働き始めた時。25歳の時にはヘッドバイヤーとして店の管理や、
コラボレーションモデルのデザインを初めて経験する(Asics Gel-Lyte III)。
同スニーカーは3色、各252足発売。
その中の一足は、NYCの新聞The Wall Street Journal(ウォールストリートジャーナル)のカバーに掲載され。
即完売するなど当時からデザインのセンスを発揮していた。
その後、経験を積んだ彼は自身の店をオープンする為に2010年David Zを離れる。
そして、展示会Liberty(リバティ)の創設者であり、NYCのブティックAtrium(現在は閉店)のオーナーである
Sam Ben-Avraham(サム・ベン・アブラハム)の協力を経て$500,000を投資し2011年にKITH NYCをオープンした。
店舗は、現在の位置ではなくAtriumの裏に位置していた。
KITHという名前の由来は、KITH and KINという言葉からきており、スコットランドの古い言葉で
Friends & Family(友達と家族)を意味する。
2012年にはアパレルブランドKITHの販売を開始。セレクトショップであるKITHがオリジナルブランドを始めた
理由としては、Ronnieがお客様からスニーカーよりも自身が着用していた服が何かと尋ねられることが多かった
ことから需要があると気が付いたからだという。ちなみに彼がよく着用していた服はAtriumから
購入したカーゴパンツを自身でカスタムしていたものだそうだ。
その後、ブルックリン、マンハッタンのレディース専門店、そしてマイアミにも店舗をオープン。
SOHOにある本店では、ナイキとのポップアップショップを開催している。
KITH Blookryn
KITH Miami
昨年は、NY Fashion weekでもコレクションを発表するなど、勢いが止まらないKITH、
今後も目が離せない。
Pics Via KITH,RonnieFieg(Twitter)